トレーニングの原則⑥全面性

こんにちは、森廣です。

前回は
「トレーニングの原則⑤反復性(継続性・可逆性)」
についてお話しました。

さてさて、本日は
「トレーニングの原則⑥全面性」
について話したいと思います。

全面性の原則
「トレーニング効果を得る場合、一つの要素・側面に特化するよりも全体的にバランスよく強化した方が良い」
と言うものです。

一つのトレーニングばかりをすると、様々な面で問題が生じる可能性があります。
例えば、鍛える部位。
前面ばかりや左右片側ばかりを鍛えてしまうと、姿勢が崩れてしまったり、
障害の原因となる可能性があります。

鍛える体力要素。
競技によるところもありますが、筋力ばかりを鍛えるのではなく、バランス要素や持久力要素など、
様々な体力要素をバランスよく鍛えた方が障害も少なくパフォーマンスレベルを上げることができます。
鍛える種目。(これは全面性とは少し異なるかもしれませんが)
同じ種目ばかりをしていると、同部位に負荷が集中してしまいます。
同じ部位を鍛えるにしても種目を変えるなどの工夫もできるとより良いですね。

ここに関しては、メニューの作成時に考慮する部分になるので、実施する時
というよりはメニューを決める時に考慮して頂けたら良いかと思います。
参考頂いて、メニュー決定してみてはいかがでしょうか。