脱臼

昨日、選手の1人が肩関節脱臼をしてしまい、整復を行ったので、今日は脱臼、特に肩関節脱臼について触れたいと思います。
脱臼は、関節の骨同士の本来の位置関係が変わってしまった状態のことです。

全身の関節の中で最も脱臼の多い部位が肩関節です。
他には、顎、肘、鎖骨外側などで比較的見られます。

特に肩関節は、他の関節に比べても関節面の割合が少なく、それを補うために関節唇という組織で補っています。

肩関節を脱臼した際、
臼側(肩甲骨側)の組織が損傷を起こすものをバンカート損傷、
(特に、骨がかけたものを骨性バンカートと言います)
骨頭側の骨に傷ができるものをヒルサックス損傷と言います。

こんな具合に、脱臼した際に周りの組織にも損傷が起こることが多いので、
整復できれば(ハマれば)OKというものでもないので、
関節が元の位置に戻っても固定して、必ず整形外科で検査をしてもらいます。

また、一度脱臼すると、再脱臼する可能性が高くなります。
そのため、特に初回脱臼の場合は修復が済む前にスポーツを再開する、といったことは極力避けるべきです。
脱臼を繰り返すような場合、手術をした方が良いケースも多くあります。

ないことが一番ですが、もし脱臼した場合、その後に注意して下さいね。