トレーニングの原則②意識性

こんにちは、森廣です。
前回は「トレーニングの原則①特異性 」
についてお話しました。

さてさて、本日は
「トレーニングの原則②意識性」
について話したいと思います。
今回の意識性の原則は、前回の特異性がしっかりとできていた場合、その効果を強化できる
ものでもあります。

意識性の原則
「トレーニングの意図や使う筋肉を
意識することでトレーニング効果が高まる」
と言う事です。
前回の例と合わせて考えてみます。
「目的に合わせた方法・種類の刺激(トレーニング)をする事で適切な効果が得られる」
スピードを重視すべき競技やポジションの選手が、筋の収縮スピードを高めたい。
特異性の原則に則ると、収縮スピードの速いトレーニングが必要です。
短距離のダッシュや、ウェイトトレーニングも、速度重視で行うべきです。
スピードが出ない状態でダッシュをしても効果が低くなる話をしました。
意識の問題でも言えることです。

100%の速度を出さずに無意識に90%のダッシュを繰り返していても、
効果は下がるんですね。なので、「目的を理解」して、最大速度で
ウェイトで収縮速度を「意識して取り組んだ」方が効果は高まります。
さらには、使う筋肉を意識しているかどうかで、その筋肉の収縮の強さや効果の出方が
変わるとも言われています。

効果を得るために何を意識して、どこに意識を置いてトレーニングするのか。
ぜひ、意識を突き詰めてトレーニングをしてみてください。