整骨院ってどんなところ?

こんにちは、森廣です。
本日は、整骨院にいった事がない方向けに、整骨院てどんなところなのか。どんなことをするのか。どういう施術をするのか。といったことをお話しようと思います。

整骨院とは、
「骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷」を対象に保険を利用して施術を受けられるところです。
(厳密に言うと「保険」と言う表現よりは「受領委任払い」と言うシステムを使っているんですが、今回はそこを焦点に話したいわけでは無いので割愛します)
言い換えると、上記症例以外は保険を利用しての施術は受けられません。
つまり、その他の症例は実費での施術となります。

当てはまるのかが分からない場合、気軽にお問い合わせ頂いた方が良いかもしれませんね。
まず整骨院では、症状がどのような状態か把握するために状態のチェックを行います。
問診票の記入・問診・視診・触診・他にも必要であればさまざまなテストを行います。
院によっては超音波エコーで確認するところもあります。
状態と患者様のゴールを把握した上で、どのような施術をしていくか計画を立てます。
正確な状態把握や計画がうまくいっていないと、良くなるものも良くなりません。
今、患部はどのような状態と考えられるのか
どのような経過をたどるのか
なぜこのような施術をするのか
といった説明を行います。

次に施術です。
先ほど挙げた「骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷」を対象とした場合、どれも「急性期」と呼ばれる「炎症」を伴う症例になります。
この「炎症」、壊れた組織を修復する上で欠かせないものなんですが、
出過ぎると逆に治癒が遅れると言う特徴もあります。
必要以上に炎症が酷くならないようにするため
酷くなった炎症を改善するため
悪くなった動き・機能を改善させるため

などを目的に施術行います。

さまざまな手技療法
副子やギプス、テーピング等による固定
物理療法(アイシング 電気療法 温熱療法など)

が具体的なものです。
施術後は、評価を行い、帰宅してからの過ごし方などの指導なども行います。
また、評価によっては、施術前後を問わず、必要であれば他院の紹介も行います。

具体的には、
精密検査が必要な場合
整骨院での範疇を超えた症例が疑われる場合
骨折や脱臼といった症例が疑われる場合

などで、特に骨折・脱臼の疑いがあるものに関しては、継続して整骨院の通院を希望する場合でも、医師の同意が必要となるため、一度医師の診察を受けて頂くことになります。
(小さい子の肘の脱臼である肘内障といった、初回の施術で完治となるものは例外となりますが、基本的には医師へ紹介させて頂きます)
簡単ではありますが、以上が流れとなります。

分からないことがある場合、お気軽にお問い合わせくださいね。