運動器超音波画像装置エコー始めました

「エコー」って単語、聞いた事がある方は多いと思いますけど、ご存知ですか?「超音波」も聞いたことある方って多いですよね。
今日は、院長がエコーを新たに使うようになったので、この辺について触れたいと思います。

まず、超音波について
超音波って、振動のことなんですね。
音って、空気などが振動して聞こえるのはご存知ですか?
その振動の数(周波数)が音より大きくて聞こえないものを超音波と言います。
で、超音波って、強さや振動の出し方で、治療にも、検査にも用いられてるんですね。治療は、振動で細胞の分化が活性化されたり、振動を熱に変えて温めたりすることで効果が得られます。

検査では、振動の反射を拾うことで、身体の内部の形状等を見ることができ、エコーと言います。
よく妊婦検診でお腹の中の赤ちゃんの様子を見るものはエコーです。最近は表面近くも見れるようになってきて、ケガで靭帯や骨、筋肉に損傷がないかにも使われるようになりました。運動器エコーと言われています。
で、今回こちらの検査のエコーも使い始めたんですね。ちなみに、治療用の超音波治療器はもっと前から使用し続けています。
エコーに関しては、以前勤めていた会社で整形外科の先生に販売営業をしていた事もあるので、ある程度の知識だけはあるのですが、自分で操作しながら見るとなると、意外に難しい。でもこれがあると、骨が折れていそうなら整形外科の先生にちゃんとレントゲンなどで確定診断をもらうべきですし、靭帯損傷までしているのか、靭帯ではなく実は付着部の骨が剥がれていないか、肉離れが起きて血が出てしまっているのか、それが治ってきているのか、出血はどこで起こっていそうかなど、様々なことが画面上で確認できるようになります。

自信を持って使えるようになるためにも、どんどん練習しようと思います。